AUらぼ

オーストラリアを知り、移住・留学を成功させるためのブログ

オーストラリアは億万長者だらけというのは本当か?

このエントリーをはてなブックマークに追加

今や我々は地球上で最も裕福になった

オーストラリアの雑誌やネットでこのような一文を見かけるようになった。

棚から牡丹餅 

ある指標においてこれは事実である。

GFC後の世界的金融緩和で、持ち家や投資物件の資産価値が高騰したのだ。

 

f:id:aulab:20190526212238j:plain

左:大人一人あたり(平均値) 右:家族あたり(中心値)


2004年に留学生としてシドニーに滞在していたとき、東京の物価と比べて「シドニーは安い」と感じたものだ。

Town Hallの一番安いパブで、ハッピーアワーのビールが2ドルで飲めた。夜でも2.5ドルで飲める店もあった。

 

当時、ガレッジセールをよく見かけた。不用品の売買だ。

人の流動性の高さも一因だろうが、私はこれを「慎ましい」と受け取っていた。

中古品を使い回す=経済力の低さ と解釈していた訳だ。

ルサンチマン

また、ときどきオーストラリア人がアメリカの悪口を言うのを耳にした。

何も知らないはずのティーネイジャーまでもが、である。

私はこれを、「やっかみ」と受け取っていた。

オーストラリアは欧米を中心とした世界(勢力)地図で見るとin the middle of nowhereに位置するから。

軽く扱われる存在ゆえの、「ひがみ」だろうと私は解釈していた。

遅れて来た私はほぞを噛むのみ 

個人的な体験に過ぎないだろうか。

今回の移住(2015年)以来、そのようなやっかみを耳にしたことがない。

 

今や隔世の感がある。

シドニーで借りていたアパートメントの地下駐車場には軒並み高級ドイツ車が並んでいた。

高い車に乗り、高級レストランで優雅に食事する人々の姿が目を引いた。

私はこれを、「不動産の含み益のみを根拠にした消費行動(散財)」と受け取った。

私自身の「ひがみ」かもしれないが。

 

ともかく、十年という時間がオーストラリアに自信をもたらした。

それゆえの冒頭の一文だ。

 

ルサンチマンは解消されたのである。